【シンガポールGP】新しいコースレイアウト・最も過酷なレースである理由

基本的に、Sgがカレンダー上で最もタフなコースである理由は3つある（記事はコースというよりマックスに関するものだった）：

湿度。赤道直下の海＝気温と湿度が高く、レーシングスーツを着た車内はさらに暑くなる。(レース前に氷のベストを着たり、氷のたらいに浸かったり、中には靴を冷蔵庫に入れて体を冷やすドライバーもいる。）

ストレートが比較的少ないストリートサーキットだ。つまり、ドライバーは1周を通して100％の集中力で壁にぶつからないようにする必要があるが、今年はレイアウトが変更されたため、ストレートが少し長くなり、車内に冷気が入るようになったことで、少しは救われるかもしれない。（ ドライバーから見ると、色の違う壁しか見えないこともあり、閉所恐怖症になることもある）。

ストリートサーキット＋100％セーフティカーイベントということで、カレンダーの中でも最長クラスのクソ長いレースだ。汗を流し、脱水症状になりながらも、2時間近く100％レースに集中し続けなければならない。肉体的にも精神的にも疲れるサーキットだ。

この暑さの中、20分間のゴーカートでも十分に体力を消耗するのに、気温が50度に達することもあるコックピットで2時間近くやることを想像してみれば、F1ドライバーがシンガポールはカレンダーの中で最もタフなレースだと言う理由がわかるだろう。

今年は誰がセーフティカーを出すのか気になる