【メルセデス】バウンシング問題再び… 開発の方法性は果たして

スパ・フランコルシャンで開催されたF1ベルギーGPで、メルセデスは2022年同様にバウンシングに悩まされた。ただトト・ウルフ代表は今の開発方向は間違っていないという自信を持っている様子だ。
「（パフォーマンスを）制限していた主な要因はバウンシングだった。マシンがあらゆるストレートで文字通りバウンドしていた」
「ブランシモンですらそうだった。通常ならアクセル全開だが、ルイスは緩めなくてはならなかったんだ。ストレートでバウンシングし、タイヤはブレーキングでオーバーヒートするという悪循環になってしまう」
「それが今週末の制限になっていた部分だ。夏休みをこのような事のチェックから始めるのはフラストレーションもあるが、データに基づいて理解を深めなくてはならない」
　ウルフ代表はベルギーGPでのアップデートがバウンシングの要因になった可能性を疑っていることも示唆している。ただチームとして今の開発の重点は適切なものだと信じているとも語った。

motorsport.com